西伊豆2006年02月18日 00時57分41秒


朝10時、海老名SA集合、女3人のツーリングだ。

朝8時過ぎ家を出る。
バイク復帰後初となる(帰省は除く)1泊ツーリングだ。


10時5分程前にに海老名についてヘルメットをはずした所で声をかけられる。
「レディースバイクという雑誌の編集をしているのですが、ファッションのこだわりについて・・写真と簡単なアンケートを・・・・・」との事だった。

げ・・・・、逃げよう・・・と思って「今友人と待ち合わせしてるので・・・時間とれるか友人次第ですね~」と言ってトイレに行く。
実際すぐ出発するとかならば「時間はない」で済むはず・・・・と思ったわけだ (^_^;)

 トイレから出るとまだ私のバイクのあたりにいるのでお茶を取りに中へ・・・・・・・・・・・。


 ・・・・・・・・友人が来ない・・・時間間違えたか?私。



結局友人Tさんがセローで来た時点でアンケートに答える形となった。OKといったすぐ後に3人目Oさんもセローでやってた。(半年ぶりにバイクショップに預けてあったセローが戻ってきて嬉しかったのでセローで来たそうだ、新車のTDM見たかったなぁ)


何がイヤって「こだわりのファッション」だぞ・・・?!

私は4年近く前に買って2,3度履いたきり復帰まで放置して劣化して表面が剥がれた靴と、やはり表面がひび割れて生地がのぞいたりしている合皮のパンツをはいてるわけだ。

・・・・・イヤじゃん。

こだわりじゃなくて今のとここれしかないからこれ着てる状態・・・なわけだし・・・・。(買いに行ったらちょうどサイズなかったし・・・)

ただ、珍しそうなものを写したがっていたみたいでスコーピオンのヘルメットとペアスロープのフリースネックウォーマーを写していた。

友人はヘルメットについていたイヤホンをはずして見せたらしい。

よく見るとL-Bikeだけでなく培倶人も取材しとる・・・・。
同じ場所で同じ時間帯に・・・・・・。

まぁなんだかんだとやってるうちに時間も過ぎてお昼近くなってしまった。軽く食べ出発。


小田厚から箱根新道1号へ・・・。

さっき軽く食べたものの何となく腹が減った・・・と言うことで食事をガストでとる。いい所を探してこれ以上遅くなると夕飯が入らなくなるだろうと言うことで2時過ぎに昼飯となった。


街中を抜けてR17海沿いへ出る。

途中Oさんのセローとバイクを交換して走り始める・・・・
クラッチ遠ーーーーーーーい、
ブレーキもっと遠おおおおおおおおおい!!!!

・・・・これだから手が普通サイズのヤツは・・・とブツブツいいながら手の異様に小さい私(身長に対して)は何とか操作する。
・・・・しっかしギアも入り辛い・・・・。


宿に入る前にアルコールをゲットして・・・・
今日の宿なつがっぱ。


宿の玄関までの階段の途中にロバ・・・あがったところにヤギ・・・・上に狐?そして中に猫・・・ここはペットも泊まれる宿。


着いて一休みご露天風呂へ・・・とりあえずの汗を流す。
夕日を眺めつつ気温の下がった外で風呂に入る寒さと贅沢を堪能しつつゆったりつかる。


夕飯・・・蟹、刺身、えび、酢の物、塩辛、煮物、焼き魚粕漬け?、10穀米、漬物、デザートのりんごのシャーベットなどなど・・。ひたすら食った後に塩辛をツマミとして分けてもらって部屋へ。(ここの塩辛は美味しいそうです。・・・そうです、というのは私は食べれませんので・・・嫌いです)

風呂に入った後にどんちゃん・・・。
 

翌朝ものんびり起きて朝ごはん。

薬膳粥と焼き魚、ごま油の海草の和え物、ホタテのマヨネーズ焼き?ヨーグルトにみかんハチミツをかけたもの、など・・・。

またもたらふく食って、サービスの水出しコーヒーを貰い部屋へ。

朝の支度を終えて出発。


バイクに荷物を積んで各々エンジン始動・・・、
だが友人のエンジンがかからない。

幸い下り坂だから押しがけだ!!

で、押しがけたのだがダメで坂道を押して登る、
そしてまた下りる・・・それを何度かやってみたがまったくかからない状態になってしまった。

バイクショップなどに電話して対処をききつつ、それでもダメなので、近所のバイク屋さんを聞きに宿に戻って、結果4輪の方の店を紹介してもらってバッテリを充電してもらうことになった。
そこの人に聞いたやり方でエンジンをかける。


今回友人は2人ともセローで来ていたのでバッテリを交換した・・・。

生きてる方のバッテリでエンジン始動、エンジンかけたままはずしてダメなバッテリに戻してエンジンかかってる間に出発!
止まったら自力でエンジンはかからないからふかし気味でその自動車整備のお店まで走る。

残った私たちはバッテリを戻してから後を追う。

結局充電してもらったもののバッテリ自体がダメになってるのか、それとも他の場所かも・・・・どちらにせよ、このまま東京まで戻れるのか怪しい。

お昼を食べに行っている間に充電をしてもらうことになった。
小1時間充電したバッテリーは元気にエンジンがかかった。
が、どちらにせよ、蓄電できないのだからしょうがない。
修善寺のホームセンターで新しいバッテリを買って交換することになった。

今度は交換したはいいがエンジンがかからない・・・結局バッテリに蓄電はしないが、エンジンがかからないのはバッテリのせいでなかったということになった。

さらにエンジンかけていて気がついたのだが・・・煙が黒い。
何かマフラーから煤のようなものが・・・・?

「オイルないよ?」


仕方ないのでエンジン始動して近くのガソリンスタンドでオイルを入れてもらうことになる。

そこのGSで新しい方のバッテリ充電してもらう。
この時点で夕方6時をまわっていた。
充電終了、急いで帰る。新しいバッテリが何とかなっているうちに・・・・。


来た道をそのまま戻る事になったが昼あたりからそれぞれの友人達から「大観山で雪」「千葉富浦であられ雪」などのメールが携帯にきていた・・・、急ごう。

箱根新道に入る少し前あたりからセローのライト類が消え始めた。

ブレーキランプはまだ辛うじてついていたが時間の問題・・・。

次第にウィンカーもでなくなり、ブレーキランプもつかなくなり、道も上に行くほど路面が何か黒光りしてたりして・・・雪がちらついてきたりて・・・・寒いーーーーーっ怖いーーーーーっ!!
休憩所あたりではうっすらと雪がかぶっていた。

小田原の町が見えてきたくらいから寒さが多少やわらいだ。
料金所まで何とかこれた。

ライト類が全滅しているバイクでそのまま走るわけにもいかないのでOさんのバッテリを古い方に戻すことになった。

バッテリを付け替えたら何か臭い?ゴム焼けてる?どこ?水滴いっぱいついてるせいで蒸発してるの?などと言いつつ様子を見てるとトラックの運ちゃんが来て色々と言っていった。

結局エンジンを切って「どうしよう?」と悩んだすえもう一度エンジン始動、「あ、煙でない!」「やた!」「帰れるね?!」と思ったのも束の間、ふかすと臭い・・・と言うことでこの場に置いて行く決心をする。

料金所の人たちとのやりとりのすえ、隅っこに置いて・・・・というはずだったのに「時間たったから大丈夫じゃないの?ここくるのお金かかるから乗ってけるなら乗ってった方がいいでしょ?」みたいな事を言われ再びエンジン始動、煙も匂いもない・・・・。

とりあえず街中まで走るぞ!と言うことに決定した。
 

が、意外にも結構もつ、運転して帰る事自体には問題がなさそうだ。が、しかし、ライト類が・・・計器のライトがまず消え、後ろのランプも消え、前も当然蛍のような明かりになり、ウィンカーもつかなくなってしまった。

私とOさんの家がさほど遠くないので途中まで一緒に走る。
車どおりも少ないし、何とかなりそうと言うことで途中で分かれる。


Oさん本人は気にして「ごめんね、ごめんねー」と言っていたが私ら二人は「いや、これはこれで・・勉強になっていい」と・・・・。
本人必死だろうけどこっちは本当にいい勉強になった。
 

土曜の出発から妙な感じで始まったツーリングは妙な感じで終わった。

 
夜中12時半バイクを所定の位置に停めて帰宅・。